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補助金と助成金の違いとは?おすすめ制度や受給までの流れについて解説【2024年版】


補助金と助成金の違い

助成金・補助金はどちらも国や地方自治体が提供している返済不要のお金ですが、目的や管轄、給付額、受給のしやすさなど様々な点で違いがあります。

本記事では、助成金と補助金の違いを説明しながら、人気の補助金制度や申請時の注意点も解説します。参考になりますと幸いです。


のような方におすすめの記事です

  • 補助金や助成金に関する情報を集めている
  • ITツールの導入を検討中
  • 申請方法受給まで流れについて知っおきたい
  • 申請支援を検討したい


補助金と助成金の違い


目次[非表示]

  1. 補助金とは
    1. 活用目的
    2. 管轄
    3. 受給までの流れ
    4. 主な補助金の例
  2. 助成金とは
    1. 活用目的
    2. 管轄
    3. 受給までの流れ
    4. 主な助成金の例
  3. 補助金・助成金の違いとは
    1. 管轄・目的の違い
    2. 給付額の違い
    3. 受給のしやすさの違い
    4. 公募期間の違い
  4. 人気おすすめ補助金制度 3選
    1. IT導入補助金
    2. ものづくり補助金
    3. 小規模事業者持続化補助金
  5. 補助金・助成金を申請するときの注意点
    1. 計画と予算の準備
    2. 公募要項と締切
    3. 提出書類の完全性と正確性
    4. 適切な実施と報告
  6. 申請サポートなら「ABKSS」にお任せください
  7. おわりに


補助金とは

活用目的

補助金は、主に経済活動の促進や地域社会の発展を目的として、企業や地方自治体に提供されます。新規事業の立ち上げや設備投資、雇用創出などが主な対象となります。


管轄

補助金は、国や地方自治体などの公的機関が管理・運営しています。これらの機関は、経済政策や地域振興策の一環として補助金を提供しています。


受給までの流れ

補助金を受給するためには、公募要項に沿った事業計画を作成し、申請書を提出します。申請内容には、事業計画や予算、期待される効果などを記載します。審査を通過すると、補助金が支給されます。


主な補助金の例

  • IT導入補助金

  • ものづくり補助金

  • 小規模事業者持続化補助金

  • 事業再構築補助金

  • 中小企業支援補助金
  • 地域活性化補助金
  • 雇用創出事業補助金


助成金とは

補助金と助成金の違い

活用目的

助成金は、主に社会貢献活動や公益性の高いプロジェクトを支援するために提供されます。非営利団体(NPO)やボランティア団体、学術研究などが主な対象となります。


管轄

助成金は、公的機関や財団法人、民間企業のCSR活動などによって提供されます。これらの機関は、特定のテーマや分野に対する社会貢献を目的としています。


受給までの流れ

助成金を受給するためには、公募要項に基づいて申請書を提出します。申請書には、プロジェクトの内容、目的、予算計画などを詳細に記載する必要があります。審査を経て承認された場合に、助成金が支給されます。


主な助成金の例

  • 環境保護活動助成金
  • 子ども支援プロジェクト助成金
  • 文化芸術活動支援助成金


補助金・助成金の違いとは

補助金と助成金の違い


管轄・目的の違い

補助金は、経済活動や地域発展を目的として、主に経済産業省や中小企業庁から提供されます。助成金は、社会貢献活動や公益性の高いプロジェクトを支援するため、厚生労働省をはじめとする公的機関や財団法人から提供されます。


給付額の違い

補助金と助成金を比較すると、補助金の給付額が一般的に多い傾向にあります。助成金は数十万円から数百万円程度の給付が一般的で、比較的小規模なプロジェクトへの支援に用いられます。

一方、補助金は数百万円から数十億円に及ぶこともあり、大規模な事業やインフラ整備などへの支援が多いため、給付額が大きくなる傾向があります。


受給のしやすさの違い

補助金と助成金はいずれも国や地方公共団体から提供される公的資金ですが、その受給には申請と審査、場合によっては特定の資格が必要です。

助成金は、要件を満たすことで受給の可能性が高いといわれます。一方補助金は、採択件数や金額が限定されており、申請しても必ずしも受給できるわけではありません。例えば、30社が申請しても採択予定が10社の場合、20社は審査で落選します。


公募期間の違い

補助金は、国や地方自治体の予算や政策によって公募期間が設定されるため、一定の期間に集中して公募が行われることが多くあります。 助成金は、提供する機関によって公募期間が異なり、年間を通じて様々な公募が行われることがあります。


人気おすすめ補助金制度 3選

中小企業にとって障壁となりやすい資金面は、補助金を上手に活用することでコストを抑えることが可能です。こちらではおすすめの補助金制度をご紹介します。

補助金と助成金の違い

IT導入補助金

中小企業・小規模事業者の労働生産性の向上を目的として、業務効率化やDX等に向けたITツール(ソフトウェア、アプリ、サービス等)の導入を支援する補助金です。
補助額は最大450万円で、ITツール要件のプロセス数や目標設定等で決定します。

補助金申請者(中小企業・小規模事業者等)は、IT導入補助金事務局に登録された「IT導入支援事業者」とパートナーシップを組んで申請することが必要となります。


IT導入支援事業者とは?
IT導入支援事業者とは、ITツールの導入により生産性の向上を目指す中小企業・小規模事業者等と共に事業を実施するパートナーとして、中小企業・小規模事業者等に対するITツールの説明、導入、運用方法の相談等のサポート、及び補助金の交付申請や実績報告等の事務局に提出する各種申請・手続きのサポートを行う事業者です。

補助対象について

通常枠

自社の課題にあったITツールを導入し、業務効率化・売上アップをサポート

インボイス枠(インボイス対応類型)

インボイス制度に対応した会計ソフト、受発注ソフト、決済ソフトを導入し労働生産性の向上をサポート

インボイス枠(電子取引類型)

インボイス制度に対応した受発注システムを商流単位で導入する企業を支援

セキュリティ対策推進枠

サイバー攻撃の増加に伴う潜在的なリスクに対処するため、サイバーインシデントに関する様々なリスク低減策を支援

複数社連携IT導入枠

業務上つながりのある「サプライチェーン」や、特定の商圏で事業を営む「商業集積地」に属する複数の中小企業・小規模事業者等が連携してITツールを導入し、生産性の向上を図る取り組みを支援。

参照:https://it-shien.smrj.go.jp/


エービーケーエスエスでは補助金申請のバックアップを行っています。補助金をご検討されている方はお気軽にご相談ください。



ものづくり補助金

ものづくりやサービスの新事業を創出するために、革新的な設備投資やサービスの開発、試作品の開発などをサポートします。中小企業・小規模事業者等が行う革新的なサービス開発・試作品開発生産プロセスの改善に必要な設備投資等を支援する補助金です。

補助対象について

通常枠

革新的な製品・サービス開発または生産プロセス・サービス提供方法の改善に必要な設備・システム投資などを支援する。

回復型賃上げ・雇用拡大枠

業況が厳しいながら賃上げ・雇用拡大に取り組む事業者(前事業年度の課税所得がゼロ以下など)を支援する。

デジタル枠

DX(デジタルトランスフォーメーション)に資する取り組みを支援する。

グリーン枠

温室効果ガスの排出削減に資する取り組みを支援する。

グローバル市場開拓枠

海外事業の拡大・強化などを目的とした取り組みを支援する。

参照:https://portal.monodukuri-hojo.jp/


小規模事業者持続化補助金

小規模事業者が直面する制度変更(働き方改革や被用者保険の適用拡大、賃金引上げ、インボイス導入等)に対応するため、経営計画を作成し、それらに基づいて行う販路開拓の取組をサポートします。

※これまでに2024年3月14日締切の「第15回公募」まで行われました。続報は中小企業庁HPよりご確認ください。

補助対象について

対象となるのは、従業員数が「商業・サービス業(宿泊業、娯楽業を除く)」の場合5人以下、 製造業またはそれ以外の業種の場合20人以下である事業者です。


一般枠
-


特別枠

賃金引上げ枠 

事業場内最低賃金を地域別最低賃金より+50円以上とした事業者 (既に達成している場合は申請時点の事業場内最低賃金より+50円以上

卒業枠

小規模事業者として定義する従業員数を超えて規模を拡大する事業者 

後継者支援枠

アトツギ甲子園のファイナリスト等となった事業者

創業枠

過去3年以内に「特定創業支援事業」による支援を受け創業した事業者

参照:https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/yosan/r5/r5_jizoku.pdf


補助金・助成金を申請するときの注意点

補助金や助成金を申請する際に注意すべき点を4つご紹介します。

締切を守ることや申請書類を正しく記入することはもちろん、受給後も定期的に報告する必要があります。 書類の不備や対象外の経費は給付されないため、IT導入事業者など専門家のサポートがあると良いでしょう。


補助金と助成金の違い

計画と予算の準備

事業計画や活動計画は具体的かつ詳細に記述し、予算は正確に算出します。 助成金や補助金は基本的に後払い制なので、必要な費用は先に自社で用意する必要があります。自己資金で用意するか、融資などで資金調達するか、事前の資金計画をしっかりと立てましょう。


公募要項と締切

公募要項を入念に読み、申請資格や対象活動の条件を確認します。 申請締切を守り、余裕を持って準備しましょう。


提出書類の完全性と正確性

提出する申請書類に不備がないように注意し、すべての書類を正確に記入します。


適切な実施と報告

助成金や補助金を受け取った後は、計画通りに活動を実施し、定期的に進捗報告や成果報告を行いましょう。 事業の実施期間中や事業終了後に報告書や支払証憑類を提出しますが、書類に不備があったり、対象とならない経費が含まれていたりすると給付されない可能性があるため注意が必要です。


申請サポートなら「ABKSS」にお任せください

書類の不備や対象外の経費は給付されないため、 専門家による申請サポートを活用するのが安心です。

エービーケーエスエスでは補助金申請のバックアップを行っていますので、 補助金をご検討されている方はお気軽にご相談ください。 


補助金と助成金の違い


おわりに

本記事では、補助金と助成金の違いをはじめ、「IT導入補助金」「ものづくり補助金」「小規模事業者持続化補助金」の概要についてご紹介しました。

補助金や助成金の申請では、詳細な計画と正確な予算の準備が重要です。締切を守ることや申請書類を正しく記入することはもちろん、受給後は計画通りに活動を実施し、定期的に報告する必要があります。

書類の不備や対象外の経費は給付されないため、IT導入事業者などのサポートがあると安心です。エービーケーエスエスでは補助金申請のバックアップを行っています。ご検討中の方はお気軽にご相談ください。




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