AI議事録品質を徹底比較|PLAUD NoteとCopilotどちらを選ぶ?

昨今、AI議事録は、単に会議内容を記録するツールから、営業活動を支援するツールへと活用の幅が広がっています。そこでABKSSでは、注目を集めるPLAUD NoteとMicrosoft Copilotを実商談データで比較検証しました。
本記事では、「記録」と「活用」という視点から、それぞれの特徴とおすすめの使い分けを解説します。
こんな方におすすめの記事です
- Copilotの導入を検討している方
- PLAUD Noteの導入を検討している方
- AI議事録ツールの導入を検討している方
- 商談記録の品質を向上させたい方
- 営業報告を効率化したい方
- Copilotの実務活用方法を知りたい方

目次[非表示]
実商談データを使って3つのパターンを比較
比較したツール
PLAUD Note
- AIボイスレコーダー
- 録音から文字起こし、議事録作成まで一貫して実施
- 会議内容や発言のニュアンスを残すことが得意
Microsoft Copilot
- Microsoftの生成AIアシスタント
- 文字起こしデータや議事録を要約・再構成
- 決定事項やアクション整理など業務活用が得意
比較した3つのパターン

パターン | 内容 | 主な検証ポイント |
|---|---|---|
① | PLAUDで録音 → PLAUDで議事録化 | PLAUD本来の性能評価 |
② | iPhoneで録音 → PLAUDで議事録化 | 録音方法による影響 |
③ | iPhoneで録音 → Copilotで議事録化 | Copilotの実務活用力 |
評価方法
議事録品質評価
- 会議内容再現度 … 20点
- 発言ニュアンス保持 … 20点
- 情報欠落の少なさ … 20点
- 顧客発言保存性 … 20点
- 詳細議事録完成度 … 20点
営業活用度評価
- 決定事項整理 … 15点
- アクション抽出 … 15点
- 顧客課題整理 … 15点
- 提案・見積転用 … 15点
- kintone転記 … 10点
- 社内引継ぎしやすさ … 10点
- 営業報告完成度 … 10点
議事録品質の検証結果
まず、会議内容をどれだけ正確に記録できるかという観点で評価を行いました。
評価項目としては、会議内容の再現度、発言ニュアンスの保持、情報欠落の少なさ、顧客発言の保存性、詳細議事録としての完成度などを重視しています。
その結果、最も高い評価となったのは「①PLAUD録音 → PLAUD議事録」の組み合わせでした。
パターン | 総合評価 |
|---|---|
①PLAUDで録音→PLAUDで議事録化 | 96点 |
②iPhoneで録音→PLAUDで議事録化 | 89点 |
③iPhoneで録音→Copilotで議事録化 | 72点 |
議事録品質評価では「PLAUD録音→PLAUD議事録化」が最も高い評価

議事録品質評価では、PLAUDで録音し、そのままPLAUDで議事録化するパターン①の方法が5つの評価軸において高得点となりました。
特に評価されたのは、会議全体の流れや検討経緯を自然な形で残せる点です。顧客の質問や懸念、技術的な議論の背景など、単なる結論だけではない情報も記録できます。
技術商談や設計打合せでは、「何が決まったか」だけではなく、「なぜその結論になったのか」も重要になります。そのような場面では、PLAUD Noteの記録力が大きな価値を発揮すると感じました。
営業活用品質の検証結果
営業活用度評価では、決定事項の整理、アクション抽出、顧客課題の把握、見積作成への転用性、kintoneへの登録しやすさなどを重点的に評価しています。
結果は次の通りです。
パターン | 総合評価 |
|---|---|
①PLAUDで録音→PLAUDで議事録化 | 82点 |
②iPhoneで録音→PLAUDで議事録化 | 89点 |
③iPhoneで録音→Copilotで議事録化 | 98点 |
営業活用評価では「iPhone録音→Copilot議事録化」が最も高い評価

営業活用評価では、先ほどとは打って変わり、iPhoneで録音した後、Copilotで議事録化するパターン③の方法が最も高い評価となりました。Copilotが高評価となった最大の理由は、会議内容を行動につながる情報として整理する力にあります。
例えば商談後に必要となる、
- 決定事項の整理
- 未決事項の整理
- 誰が何を行うかというアクション整理
- 顧客課題の整理
- 次回訪問までの対応事項
といった内容が分かりやすく構造化されます。
営業担当者の視点で見ると、議事録として会議内容を振り返るよりも、「次に何をすればよいか」が明確になることの方が重要な場面も少なくありません。
特にkintoneへの商談登録や営業日報作成では、Copilotの整理力が高く評価されました。
なぜ評価結果が逆転したのか

評価結果が逆転した理由は、PLAUD NoteとCopilotが目指している役割が異なるためと考えられます。
今回の検証では、議事録品質を重視するとPLAUD Noteが高評価となり、営業活用度を重視するとCopilotが高評価となりました。これは、両者が同じ目的のツールではなく、PLAUD Noteは「記録」、Copilotは「活用」に強みを持つツールだからでしょう。
PLAUD Noteは「記録」に強い
PLAUD Noteは、会議内容をできるだけ正確に残すことを得意としています。
- 発言の流れ
- 顧客の質問や懸念
- 議論に至る背景や経緯
- 技術的な検討内容
といった情報を詳細に保存できるため、後から商談内容を振り返る場合や、技術部門との情報共有に適しています。一方で、情報量が多いため、営業報告や案件管理に活用する際は、要点を整理する作業が必要になる場合があります。
Copilotは「活用」に強い
Copilotは、大量の情報から業務に必要なポイントを抽出し、活用しやすい形に整理することを得意としています。
- 決定事項
- 顧客課題
- 次回アクション
- 担当者ごとのToDo
といった情報を分かりやすく整理できるため、営業報告書の作成や商談管理ツール(SFAやkintoneなど)への入力、社内共有の効率化にもつながります。一方で、会議全体の流れや発言のニュアンス、詳細な検討経緯は要約される傾向があるようです。
おすすめの運用方法
検証結果を踏まえると、最も実務的な運用は両者を組み合わせる方法だと考えています。 まずPLAUDで会議内容を正確に記録し、その後Copilotで営業向けに整理する流れです。
- 会議・商談を録音する(PLAUD Note・iPhoneなど)
- PLAUD Noteで文字起こし・議事録化する
- Copilotで決定事項や課題を整理する
- 商談管理・営業報告・次回アクションに活用する
この方法であれば、会議内容の記録漏れを防ぎながら、営業活動で必要となるアクション管理も効率化できます。
特に製造業や建設業では、技術的な検討内容を残しながら営業活動も進める必要があります。記録精度と活用性の両方を求める企業にとって、有効な運用方法と言えるでしょう。
よくある質問 FAQ
Q1. PLAUD NoteとCopilotはどちらか一方を導入すれば十分ですか?
利用目的によります。
会議内容を正確に記録したいならPLAUD Note、営業報告や案件管理まで効率化したいならCopilotが向いています。両方の強みを活かしたい場合は、「PLAUDで記録し、Copilotで活用する」運用がおすすめです。
Q2. CopilotだけでもAI議事録ツールとして活用できますか?
活用できます。
ただしCopilotは会議内容を詳細に保存するよりも、要点やアクションを整理することが得意です。打合せの経緯や発言内容をしっかり残したい場合は、録音・記録に強いツールとの併用が効果的です。
Q3. PLAUD Noteを議事録作成以外でもっと活用できますか?
はい。PLAUD Noteで作成した議事録は、Copilotと組み合わせることで顧客課題の整理や次回アクションの抽出、営業報告書の作成などにも活用できます。
Q4. 音声認識の精度を高めるコツはありますか?
音声認識の精度を高めるには、録音品質を確保することが重要です。発言者との距離が離れすぎないようにし、周囲の雑音をできるだけ減らしましょう。
また、専門用語が多い会議では、あらかじめ用語登録をしておくと実用性が高まります。
PLAUD Noteでは「カスタム用語」、Copilotでは「カスタム辞書」に専門用語や固有名詞を登録できます。
AI活用によるDX・業務改善ならABKSSへご相談ください

AI議事録ツールの導入では、単純な機能比較だけでなく、自社の業務プロセスにどう組み込むかが重要です。営業活動で活用したいのか、技術情報の共有を強化したいのかによって最適な構成は変わります。
ABKSSのMicrosoft 365/Copilot導入支援サービスでは、Copilotの基本からTeams連携、文書作成、プロンプト活用まで、講習とハンズオン形式で支援します。自社に適した活用方法や進め方にお悩みの場合は、お気軽にご相談ください。
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