【2025年】3D CADとは?人気おすすめソフト13選を徹底比較|特長や価格形態、選び方を解説

CADソフトは、設計作業を効率的かつ精密に行うために不可欠なツールです。

特に3DCADは、立体モデルを用いて高度な設計が可能で、多くの業界で広く採用されています。しかし、数多くのCADソフトが市場に出回っているため、どれを選べばいいのか迷うことも多いでしょう。

本記事では、3DCADの基本的な機能から始め、さまざまな価格帯で利用可能なソフトウェアを徹底的に比較します。初心者からプロフェッショナルまで、あらゆるニーズに応じた最適な選択をお手伝いします。購入形態の違い、予算に応じたおすすめのソフト、使いやすさ、機能性など、CADソフト選びで考慮すべきポイントを網羅的に解説していきます。


このような方におすすめです

  • 基本的な機能について学びたいCAD初心者の方
  • どのソフトウェアを選択すれば良いか迷っている方
  • 人気のおすすめCADを知りたい方
  • 新しいプロジェクトや部署のためにCADの導入を検討している方



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目次[非表示]

  1. CADとは
  2. 3DCADとは
  3. 3DCADソフトのメリット
    1. リアルなビジュアライゼーション
    2. 設計の正確性と品質の向上
    3. コラボレーションの効率化
    4. コスト削減と時間短縮
  4. 3DCADソフトのデメリット
    1. 習得の難しさ
    2. システム要件の高さ
    3. データ管理の課題
    4. ライセンスコストの負担
  5. 3D CADのモデリングのやり方
    1. STEP① 平面スケッチで形のベースを作る
    2. STEP② スケッチを立体化する
    3. STEP③ 形をさらに細かく仕上げる
  6. 2つの価格形態について
    1. ①永続ライセンス (買い切り)
    2. ②サブスクリプション
  7. 3DCADの価格帯を比較
  8. ハイエンド(3選)
    1. CATIA(キャティア)
    2. Creo(クリオ)
    3. NX (エヌエックス)
  9. ミドルレンジ(5選)
    1. SOLIDWORKS(ソリッドワークス)
    2. iCAD(アイキャド)
    3. CADSUPER Works(キャドスーパーワークス)
    4. IRONCAD(アイアンキャド)
    5. TopSolid(トップソリッド)
  10. ローエンド(3選)
    1. ZW3D(ゼットダブリュースリーディー)
    2. ThinkDesign(シンクデザイン)
    3. Solid Edge(ソリッドエッジ)
  11. 番外編:サブスクリプション(2選)
    1. Autodesk Fusion(Fusion360)
    2. Autdesk Inventor(オートデスクインベンター)
  12. 3DCADの選び方
    1. ポイント1:目的と業界に合った機能
    2. ポイント2:対応ファイル形式・互換性
    3. ポイント3:操作性と学習曲線
    4. ポイント4:ライセンス形態とコスト
    5. ポイント5:カスタマーサポート
  13. まとめ

CADとは

CADとは「Computer-Aided Design」の略で、コンピュータを利用して設計や製図を行う技術です。主に製造業や建築業、機械工学、電子工学などの分野で使用され、手書きでの設計よりも正確で効率的な図面作成が可能です。

2次元(2D)CADは平面図や断面図を、3次元(3D)CADは立体的なモデリングやシミュレーションを支援します。これにより、製品の設計から試作、製造までのプロセスがスムーズに進み、コスト削減や品質向上にも寄与します。


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  CADの種類と選び方|その特徴と用途をわかりやすく解説 CADソフトウェアは多様なタイプがあり、その用途や機能に応じて適切な選択が必要です。2Dおよび3D設計に対応するもの、汎用的に使用可能なソフトウェア、特定業界向けに特化した専用ソフトなどが存在します。 株式会社エービーケーエスエス


3DCADとは

3DCADとは、コンピューターを用いて3次元モデルを作成し、設計支援を行うソフトウェアです。

2DCADとは異なり、平面図などを作成せずに、はじめから3Dで立体モデルとして設計を始められます。

スケッチ」と呼ばれる線画に奥行きや高さを加えて立体を定義し、形状を数値で精密に制御します。工業部品や家電、自動車など多岐にわたる分野で活用されています。

また、3DCADで作成されるデータには寸法やスケールの概念が含まれ、設計や製造に直接利用可能な「ソリッドモデル」が主流です。モデリング手法は履歴を伴う「パラメトリックモデリング」と、柔軟な「ダイレクトモデリング」に分かれ、それぞれの設計ニーズに応じて選ばれます。


3DCADソフトのメリット

リアルなビジュアライゼーション

3DCADソフトは、2D図面では表現が難しい製品の細部や構造を、立体的に視覚化することが可能です。これにより、設計者はあらゆる角度から製品を検討でき、精度の高い設計を実現できます。


設計の正確性と品質の向上

設計プロセスでのエラーや不適切な部品配置を早期に発見し、修正が可能です。その結果、製品の品質が向上し、信頼性の高い成果物を効率的に生み出せます。


コラボレーションの効率化

クラウド対応の3DCADを使用することで、設計者やエンジニア、ステークホルダーがリアルタイムで設計データにアクセスし、フィードバックを共有できます。これにより、チーム間の連携が強化され、プロジェクト全体の効率性が向上します。


コスト削減と時間短縮

物理プロトタイプを作成せずに仮想環境で設計をテストできるため、試作コストを削減し、開発期間を大幅に短縮できます。また、設計変更も迅速に対応可能です。


3DCADソフトのデメリット

一方で、3DCADソフトを導入・運用する際にはいくつかのデメリットも考慮する必要があります。以下に代表的な4つの課題を挙げます。


習得の難しさ

3DCADソフトは多機能である一方、操作が複雑で、初心者には高い学習コストがかかります。効率的に活用するためには、適切なトレーニングやサポートが欠かせません。


システム要件の高さ

3DCADソフトは高度なグラフィック処理能力を必要とするため、専用の高性能PCが必要です。その結果、初期導入コストが増大し、小規模な企業にとっては負担となる場合があります。


データ管理の課題

3Dモデルのデータはファイルサイズが大きく、ストレージやデータ転送に問題が生じることがあります。特に、大量のデータを扱う場合には専用の管理システムが必要です。


ライセンスコストの負担

3DCADソフトはライセンス料金が高額であり、高機能な製品ほどコストが上がります。特に中小企業では、これが導入の障壁となることがあります。


3D CADのモデリングのやり方

3D CADをこれから使い始める方にとって、「どのように立体を作るのか」は気になるポイントではないでしょうか。こちらでは、基本的なモデリングの流れを3つのステップに分けてご紹介します。

今回ご紹介するのは、「パラメトリックモデリング」と呼ばれる方法です。スケッチに寸法や制約を加えて設計するスタイルで、後から数値を変えるだけで形状の自動修正ができるため、効率的に編集できるのが特長です。


STEP① 平面スケッチで形のベースを作る

まずは、平面上に図形(スケッチ)を描くところから始めます。

作業する面を選び、線や円を組み合わせて輪郭を作ります。次に、寸法や角度などを指定して形を整えましょう。これが3D化の「土台」となります。


STEP② スケッチを立体化する

描いたスケッチを押し出したり、回転させたりすることで立体を作ります。

押し出し操作では厚みを与えて立方体や筒状の形を、回転操作では円形の図形を回して球や円錐のような形を作ることができます。


STEP③ 形をさらに細かく仕上げる

立体化した後は、必要に応じて形状を調整します。

たとえば、角を丸くする「フィレット」や、複雑な曲面を作る「スイープ」「ブレンド」といった機能を使うと、より実用的な形に仕上げることができます。


今回ご紹介した「パラメトリックモデリング」は、寸法や条件に基づいて形状をコントロールする方法です。

自由に形を動かして編集したい場合は「ダイレクトモデリング」という手法もありますが、目的や作業内容に応じて使い分けると良いでしょう。


ABKSSでは、3次元CADの操作に不安がある方や、業務に役立てたい方向けに、実践的なCAD講習を行っています。基礎から応用までサポート可能ですので、興味のある方はお気軽にお問い合わせください。


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2つの価格形態について

3DCADソフトの価格形態には「永続ライセンス」「年間または月間のサブスクリプション」という2つの主要な方法が存在します。近年、サブスクリプション方式のみを提供するCADソフトも増えてきました。

どちらを選ぶべきなのか、ビジネスのニーズ、予算、プロジェクトの期間などによって異なるため詳しい専門業者に相談しながら検討するとよいでしょう。


比較項目

永続ライセンス

サブスクリプション

初期コストが低い

長期的なコスト効率

アップデートのしやすさ

柔軟なライセンス調整

短期利用への適性

オフライン利用のしやすさ

支払い停止時の安定性

常に最新状態での使用


①永続ライセンス (買い切り)

一度の購入で長期にわたりソフトウェアを使用可能の形態です。メリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

  • 一度の投資で長期にわたって使用可能。
  • 再購入や更新が不要な場合、長期でのコスト効果が高い。
  • 予算管理が容易で、追加のコストがほとんどなし。
  • インターネット非依存での利用が多い。


デメリット

  • 初期のコストが高い。
  • アップデートに追加料金が必要な場合がある。
  • 古いバージョンの使用継続による技術の陳腐化。


②サブスクリプション

年間または月間の定期的な支払いで最新のソフトウェアを利用可能の形態です。近年は増加傾向にあります。メリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

  • 初期コストが低い。
  • 定期的なアップデートが利用可能。
  • ライセンスの調整が柔軟に行える。
  • 一時的な利用や短期間の利用に適している。


デメリット

  • 長期利用時の総コストが高くなる可能性。
  • 支払いを怠ると利用停止のリスクがある。
  • インターネット接続が必要な場合がある。



3DCADの価格帯を比較

購入価格によって「ハイエンド」「ミドルレンジ」「ローエンド」に分類されることがあります。それぞれのニーズや予算、技術レベルに応じて選択するのが良いでしょう。

価格帯ごとに 各種3DCADソリューションをご紹介していきます。

3DCADソフトの価格形態については「永続ライセンス」「年間または月間のサブスクリプション」という2つの主要な方法が存在します。本記事では、各ソフトの永続ライセンスの価格を基準に比較を行いました。価格形態がサブスクリプション限定のソフトについては、番外編として紹介しています。

※参考にした価格情報は2023年9月22日現在のものになります


ハイエンド(3選)

購入価格が約150万~数百万円程度の3DCADです。高価である一方、非常に高度な機能や精密なシミュレーション機能を持っています。大規模な産業機械や自動車などの分野で活用される傾向にあります。

  • 航空宇宙: 高度な計算と精密な設計、複雑な部品や組み立て
  • 自動車:複雑なシミュレーションや、高度な形状のモデリング
  • 産業機械:大規模な組み立てや、多数の部品の組み立て

CATIA(キャティア)

CATIAは、ダッソー・システムズ社よりリリースされている3D CADソリューションです

製品の動作環境を総合的に考慮したデザインツールで、独自の3DEXPERIENCEプラットフォームにより、リアルタイムのコラボレーションや強力な3Dモデリングが可能です。業界特有のニーズに対応し、新製品開発や顧客エクスペリエンスの革新に貢献しています。


Creo(クリオ)

Creoは、アメリカのPTC社よりリリースされている3D CADソリューションです。

製品設計から製造までをシームレスに連携することで、イノベーションを加速します。ジェネレーティブデザイン、リアルタイムシミュレーション、先進製造、IoT、AR技術を統合し、クラウドベースのツールでリアルタイムコラボレーションを実現します。


NX (エヌエックス)

NX は、シーメンス PLM ソフトウェア社よりリリースされている 3D CADソリューションです。

特徴的な統合機能は、設計サイクルを短縮し、品質と持続可能性を共に向上させます。設計から製造までの統合ソフトウェアソリューションとして、高品質な製品の開発をサポートできます。




ミドルレンジ(5選)

購入価格が約100万~170万円程度の3DCADです。多くの一般的な3D設計機能を持ちつつ、比較的手頃な価格帯で提供されます。電子機器などの設計などで活用される傾向にあります。

  • 電子機器:スマートフォンや家電など、中規模の製品設計
  • 建築:建物の3Dモデリングや構造解析など
  • 家具デザイン:独自性のある形状や機能を持った家具の設計


SOLIDWORKS(ソリッドワークス)

SOLIDWORKSは、ダッソー・システムズよりリリースされている3D CADソリューションです。

製品開発時間の短縮、製造コストの削減、製品品質および信頼性の向上を実現し、製品の開発方法と製造方法を飛躍的に改善します。

SOLIDWORKS CADパッケージは、3次元設計・製品設計・図面作成、シミュレーション、コスト見積り、製造可能性チェック、CAM、環境配慮設計、データ管理に対応しています。

  

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iCAD(アイキャド)

iCADは、iCAD株式会社よりリリースされている3次元CADシステムで、 機械装置設計に最適な「iCAD SX」と、2次元3次元ハイブリット設計の可能な「iCAD MX」があります

「iCAD SX」 は、超軽量データ構造による超高速レスポンスが実現され、設計の上流から製造やサービスまで1つのデータでつなげられます。「iCAD MX」は、 2次元/3次元混在設計環境の実現により品質向上と効率化に貢献します。


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CADSUPER Works(キャドスーパーワークス)

CADSUPER Worksは、マーブル(旧アンドール)が提供する初心者からプロフェッショナルまで利用可能な高精度で使いやすい3DCADソフトウェアです。

自由度の高い2次元環境と高度な3次元環境が共存した統合CADシステムで、上流から図面作成まで全方位に優れた設計支援環境を提供します。 特に、小規模から中規模の製造企業におすすめです。

  

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IRONCAD(アイアンキャド)

IRONCADは、株式会社クリエイティブマシンよりリリースされている3D CADソリューションです。

装置・治具設計に適した3D-CADで、ブロックや穴などの基本形状を「カタログ」からドラッグ&ドロップしてモデリングを行います。位置決めには、マウスで自由に配置できる独自ツールを使用。単純形状の組み合わせでできる装置や治具であれば、スケッチを描く必要がなく、拘束も使わないため、モデリングを大幅に効率化可能です。  


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TopSolid(トップソリッド)

TopSolidは、フランスのTOPSOLID社よりリリースされている3D CADソリューションです。

Parasolidモデリングカーネルをベースにした、機械製造や板金、木工業界で使用される設計・製造ツールです。製品設計の「TopSolid'Design」は、製図からレンダリングまでの機能を統合し、大規模アセンブリ設計、サーフェスモデリング、強力な解析、標準部品ライブラリー、JIS/ISO準拠の図面作成を提供し、高品質な設計をサポートします。



ローエンド(3選)

購入価格が無料~数十万円程度の3DCADです。低価格でありながら、基本的な3Dモデリング機能を持っています。このような分野で活用される傾向にあります。

  • 個人的なプロジェクトや趣味の3Dモデリング
  • 教育機関:学生や初心者がCADの基本を学ぶ
  • プロトタイピング:簡単なプロトタイプやコンセプトのモデル作成


ZW3D(ゼットダブリュースリーディー)

ZW3Dは、ZWSOFT社よりリリースされている3D CADソリューションです。

独自のカーネルにより、CADからCAMまで一貫したアーキテクチャで開発され、洗練された操作性やサーフェスとソリッドを融合したハイブリッドモデリング機能など、多くの機能を搭載した本格的3次元CADシステムです。  


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ThinkDesign(シンクデザイン)

ThinkDesignは、DPT社よりリリースされている3D CADソリューションです。

ソリッドや曲面、メッシュといったハイブリッドモデリングに特化したパラメトリック CADです。すべての設計課程をカバーする機能を持つため、製品定義の様々な段階における情報交換時の障壁を排除することが可能であり、短時間での製品化を実現することができます。  


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Solid Edge(ソリッドエッジ)

Solid Edgeは、Siemensが提供する多機能で使いやすい3DCADソフトウェアで、初心者から上級者まで幅広い設計ニーズに対応しています。

同期技術と高度な3Dモデリング機能を備え、設計プロセスの効率化と正確な製図を実現します。クラウドベースのデータ管理や共有機能により、チーム間のコラボレーションが容易です。


  Solid Edge(ソリッド エッジ)製品概要 Solid Edgeは、3D設計、シミュレーション、製造、データ管理など、製品開発プロセスの全般に対応する、統合的なCADシステムです。 株式会社エービーケーエスエス




番外編:サブスクリプション(2選)

購入形態が「サブスクリプション」に限られる 3DCAD はこちらになります。


Autodesk Fusion(Fusion360)

Autodesk Fusion(Fusion360)は、オートデスク社よりリリースされている3D CADソリューションです。

3D CAD、CAM、CAE、PCBを一つに統合したクラウドベースのオールインワンソフトウェアで、設計から製造までの一連の流れを効率的に管理し、迅速な製品開発をサポートします。ユーザー層は、インダストリアルデザイナーや機械エンジニア、電子基板設計者から、スタートアップまで多くのユーザーに愛されています。

  

  資料ダウンロード - Autodesk Fusion Autodesk Fusionの資料ダウンロードページです。ABKSSは、CAD/CAM/管理システム/ネットワークソリューション/クラウドサービスの専門知識や豊富な経験を兼ね備えております。貴社の最良のパートナーとして伴走します。 株式会社エービーケーエスエス


Autdesk Inventor(オートデスクインベンター)

Autdesk Inventor は、オートデスク社よりリリースされている3D CADソリューションです。

機械設計から製品シミュレーションまでの多岐にわたるツールを提供します。パラメトリックからフリーフォーム、ルールベースのモデリング機能、シートメタルやフレーム設計などの統合ツールを搭載しています。TrustedDWG®との互換性を持ち、3Dモデルに製造情報を直接組み込むことが可能です。



3DCADの選び方

さいごに3DCADソフトの選び方のポイントについて解説します。

最適な3DCADの選定には、業界や使用目的に応じた判断が重要です。ビジネスのニーズ、予算、プロジェクトの期間などによって異なるため、詳しい専門業者に相談しながら検討するとよいでしょう。


ポイント1:目的と業界に合った機能

3DCADソフトは、製造業、建築、設計など、業界によって必要な機能が異なります。例えば、製造業ではパラメトリック設計CAE機能が求められることがあり、建築ではBIM対応が重要です 。使用目的に合わせて必要な機能が揃っているか確認しましょう。


ポイント2:対応ファイル形式・互換性

他のCADソフトやシステムとのデータ互換性も重要なポイントです。他部署や外部とのデータを共有する場面では、主要なファイル形式に対応しているか、変換がスムーズに行えるかを確認する必要があります。


ポイント3:操作性と学習曲線

操作性と学習曲線は、3DCADソフト選定時に重要なポイントです。操作が直感的であれば、習得時間が短縮され、業務への導入もスムーズに進みます。一方、操作が複雑なソフトは学習コストが高く、導入までの時間がかかる場合があります。

エービーケーエスエスでは、豊富な知識を持った講師によるCAD講習が受講可能です。効率的に操作技術を習得でき、専門知識を持った講師のサポートも受けられるため、導入が一層スムーズになります。 >>講習内容・スケジュールはこちら


ポイント4:ライセンス形態とコスト

ライセンスの形態(サブスクリプション型や永久ライセンス型)と、初期費用や継続的なコストを比較検討しましょう。初期投資を抑えつつも長期的に費用対効果を最大化できるプランを選ぶことが大切です。


ポイント5:カスタマーサポート

製品導入後のサポートや定期的なアップデートがあるかも重要な選定ポイントです。

技術サポートの迅速性や、最新技術に対応したアップデートが提供されていることで、ソフトの長期利用がスムーズになります。



まとめ

本記事では、CADソフトウェアの中でも特に注目されている3DCADに焦点を当て、基本機能から各種ソフトウェアの価格比較まで解説しました。

選ぶべきCADソフトは、それぞれのビジネスやプロジェクトのニーズ、そして予算によって大きく異なるため、詳しい専門業者に相談しながら検討するとよいでしょう。




自社に最適なCAD製品の選定は、専門業者に依頼することが安心であり、時間の節約にもなります。製品選定の際には、40年以上の実績を誇るエービーケーエスエスにお任せください。


貴社の課題や問題点、業務環境を十分に考慮し、最適なソリューションをご提案いたします。
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三谷 篤志(デジタルものづくり領域)
三谷 篤志(デジタルものづくり領域)
製造業の現場で培った知識と経験をもとに、CAD/CAMシステムの導入支援や、3D設計・加工プロセスの改善に取り組んでいます。実際の現場に即した、ムリ・ムダのない運用提案を得意とし、導入後の活用までしっかりサポート。最近ではセミナー講師として登壇する機会も多く、現場目線のリアルなノウハウを伝えています。
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